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この町がいつのまにか自分の場所になってきている。わたしと、ちょっと風変わりな整体師の夫と、わたしたちのところに降りてきた、とてもとても元気なこどもとの暮らし。どんどん流れていく日々を、風景を、ちょっと待った、と切り取ってここに大切に取っておこう。整体のこと、グルテンフリーのこと、子どもといっしょに見えてくる風景のことなどなど。

整体師で落ちぶれたら、探偵になれるのかどうか。

整体師で落ちぶれたら、探偵になれるのかどうか。

 

車で指を詰めたとき、の整体と、
レンタルのDVDをなくしたとき、の整体のこと。

 

*

おもしろかったからmemo。

ほかでもない、昨日の私。

 

夕方。

車から降りて、
よそ見をしながら運転席のドアを閉めると、
そこにはまだ、わたしの中指が残っていて。。。

軽く打っただけだわ、というのは思い違い。

 

あっという間に、痛みが強くなってきて、
指がパンパンにふくれてきた。

なんとか家まで帰ったけれど、
ひさしぶりにヤッチマッター、な感じ。

 

おそるおそる、旦那に打ち明けると、
見るなり「痛そー!」って眉をひそめてる。

整体師なのに、
ふだんは、痛いのとか痛そうなのが大嫌い。

 

いや、ホントに痛い!
触られるのもコワイ!
痛くされそうでこわいー。

 

「やるなら、できるだけ早く処置しないと。
 整体してもしなくても、僕は、どっちでもいいんだよ。」

 

そういわれると。お願いします・・・。

 

冷えた手で、触れられるだけで痛いけど、
我慢して、触診されること数分。

 

「わかった!
 我慢できるギリギリの熱いお湯に浸ける!」

 

えー!なんで?

「熱いお湯で、炎症を促進して早く治す!」

 

んー、説得力あるけど痛そー。
や、やります。

 

洗面器になみなみの熱々のお湯。
最初は、痛みと冷えで無感覚。

でも、しばらく浸けてたら・・・
あ!きもちー!!
痛くない!
ずっと浸けていたい気分。

パンパンの腫れもちょっとだけ収まってきた感じ。

 

すごーい!

 

「え? なに? すごい? うれしい?

 もっと言って!もっと!」

 

はい。すごいー!

お湯からあげて、もう一度診てもらうと。
「なにか、情報が来てる」という。

「なにかクリームを塗るといいんだって。
 動物性のものでも、植物性の油でもない・・・家の中にはない。
 あ、ピリカレで出してるイタドリのクリームだって。
 今ないから・・・ココナッツオイルでいいって」

 

オイルをベタベタに塗ったけど、やっぱりまだ痛いし、
指にまつわる変な夢まで見たしー。

 

だけど今朝。


起きてみたら、もう普通に使えて、
みるみる良くなってる感じがする。

すごい。ありがたいー。

(この処方は私の場合で、状況や人それぞれによって違います)

 

そして。

今朝の夫の任務は。

わたしが、どうしても見つけられなかった、
ドラえもんのDVDを探すこと。

返却期限は今日!

 

電気と暖房を消して。
「目をつむって、強くイメージしてみて」

んー。
こんな感じだけど、色までは思い出せないな、
まあ、なんとなくイメージ。

 

「わかった!」
とほほ笑んで、自信満々な顔で、勝手口から出て行った。

と思ったら、DVDを片手に帰ってきた!

車の後部座席の下、の奥に落ちてたらしい。

 

よかったー!すごーい!

ずっと探してたのに見つからなくて、
いくら払わないといけないんだろう、とか、
旦那には内緒にしとこうかな・・・
なんて憂鬱になっていたところだった。

 

「すごい? ねぇ、すごい? 僕、すごい?
 なくしものは、第〇チャクラ、第〇層!」

ほー。
よくわかんないけど、今日はホントにすごい!

 

探偵になれるじゃん!
整体師として落ちぶれても!

 

と言ったら、
「落ちぶれたら、こういうこともできなくなるんだよ」
と笑った。

 

なるほど。

いろんな感覚や能力が落ちちゃったら、そうだよね。

こういう良いお仕事ができるための、
 日々の衣食住の環境なんだなー。

わたしの毎日の並々ならぬ協力と努力の甲斐が、たまには?

あってよかった。

 

それから。

懲りずにまた、
素朴な別のアイデアを提案してみた。

 

ねぇ、埋蔵金とか、掘り当てられるんじゃない?

 

また爆笑してる。

 

埋蔵金かぁ。掘り当てられるかもね!

 できたとしても、
 掘り当てたい、という人が、
 そのお宝か、それを持っていた人のことを
 よく知っていたらできるかも。
 
 それから。

 その動機が、純粋で、
 その人の気持ちがきれいで、 
 そのお宝を持っていた人のことを大切に想って、
 のことだったらできると思う。」

 

んー。
そんな人いないかも。
少なくとも私はダメそうだ。

 

 「『あなたの探し物見つけます』って書いとく?」

 

いろんなゴチャゴチャしたものを
 まとっているときの人は
そういう情報も見えてきづらいんでしょう?

 

「そうなんだよー。
 僕の力不足ではあるんだけど、
 それだから、うちは看板出せないんだよな。」

 

まずお宝!じゃなくて、

そういうのを、
整体を通してひとつずつはがして、
その人の中にある宝物を光らせていきたいのが、この人の整体だった。

 

それと。
すごいとしたら、それはこの夫じゃなくて、
その人自身で、その人の体が何でも知っていて、
いつも教えてくれているってことを、
思い出してほしい、という整体。

 

埋蔵金は、とうてい見つけられなさそうだし、
ギャンブルだって絶対にズルはできないし、
させてもらえないんだけど、
なんか安心した。
夫の整体がそういう感じで。

 

は。
そろそろDVD返しに行かなくちゃー。

 

まあ。
もし、探偵になる、なんて言い出したら、
 わたしが真っ先についていけないし、 

 

DVDがない事件とか、
うちではしょっちゅうだし、

もうちょっと頑張ったら、
自分でも見つけられたかもしれない。

急に大金なんか手に入ったら、
簡単に心が落ちぶれそうなのは、きっと私です。