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この町がいつのまにか自分の場所になってきている。わたしと、ちょっと風変わりな整体師の夫と、わたしたちのところに降りてきた、とてもとても元気なこどもとの暮らし。どんどん流れていく日々を、風景を、ちょっと待った、と切り取ってここに大切に取っておこう。整体のこと、グルテンフリーのこと、子どもといっしょに見えてくる風景のことなどなど。

宮崎バナナとギャルご来院。

数週間前のこと。


茶色い髪の、スラリとしたギャルが、
こんな田舎の整体院にいらっしゃいました。

 

ギャルって言葉はまだ生きてる?
40代の主婦にはよくわかりませんが。

 

ご本人の訴える症状は・・・
頭、首、のど、むねにかけて、気持ち悪い。
全身がだるい。
気力がない。

あらら。

連れてこられたお母さん曰く、

「この子は、とっても疲れやすくて、
 おばあさんみたいなんです。」

とのこと。

それはちょっと大変。

彼女は21歳なんだけど、
本人はほとんどしゃべらず、
長い髪に隠れて、顔もよく見えないまま。

 

さてさて。
うちの整体師、どうするんだろう。

静かな時間の後、
お母さんが呼ばれて、整体のお部屋へ。

 

しばらくすると。

突然。

お母さんの大きな泣き声が、家中に響きわたり、
事務作業をしていた私は、
思わず息を止めて、
寝室かどこかへ入ったほうがいいかと思ったほど。

 

彼女の症状の原因もいろいろあったけれど、
どうやら、
彼女の場合は、
霊的なところと、
過去生に大きなテーマがあったそう。

そして間もなく、笑い声が。

何があったか知らないけど、あー、よかった。

今度は、タバコについて話している。

「タバコをね、吸ってもいいんですよ。
 ただ、
 アメリカンスピリットに変えてください、
 と出てますから、変えてくださいね。」

それから、

人工甘味料の毒素がずいぶん溜まっていて、
それが体に負担をかけていたこと、
( レジの横によく置いてある、スーッとするタブレットやガムを、
  よく食べていたみたい )
をお伝えしたそう。


整体を始める前に、
自分の感覚として、
100%以上、判定不能だっただるさや痛みが、
整体の後は、
「1」になった、と本人が言ったというから、
わたしもびっくり。

 

お見送りのときの世間話に、
そのお母さんが、
グリーンコープ
(添加物や放射性物質にとても気を使っている生協です)
配達員をされていると聞きました。
それはそれは。
こちらこそお世話になっていますー。

 

ふだん家で食べているものが基本的によいので、
彼女の体の反応はとてもよく、
とても整体がしやすかった、とのこと。


そして先日。

2回目の整体の日。

 

なんと、
スーッとするいろいろも、
タバコも!ぜーんぶやめてきた彼女。

すごーい。
その後どうだったですか?
と夫が聞くと、

「1週間後に来てくださいと言われて、
 そのタイミングでは来れなかったんだけど、
 ちょうど一週間で、1になっていたダルさや痛みが、
 またちょっと戻ってきて、
 効果が切れてしまったような気がしました。
 でも、前に比べたらぜんぜんいいです。」

と答えてくれたんだそう。

彼女の場合、
タバコも、
スゥっとする人工甘味料も、
痛みやダルさをごまかすためだったのか。

 

そして。
2回目の整体も、大成功。

 

今回は、アレルギー検査をしました。

大きく反応が出ていたのは、米、小麦、卵。
キョトンとした顔のお二人。

 

アレルギーといえば、
食べるとすぐに、
身体に湿疹が出たり、かゆくなったり、呼吸が苦しくなったり、
というイメージ。

そんなアレルギーはもちろん、
夫が大切にしているのは、遅発性アレルギー。


すぐに症状が出なくても、
たとえ、
美味しいと感じるものでも、
体にいいと言われているものでも、
知らないうちに、
その人の体にとってあんまり合っていないものを、
毎日毎日、習慣としてせっせと食べ続けて、
いつの間にか、
かなりの負担をかけているものが、
どんな人でもいくつかあるんだそうです。

(本人の嫌いなものが、やっぱり体にも合っていない、ということもあります)

 

それが、
体力のあるうちは気にならなくても、
抵抗力が落ちたり、
体が弱ってきたときに、
一気にいろんな症状になって表れてきたりします。

 

コシヒカリなど、糖質の多いお米や、
品種改良のされ過ぎてきた、現代の小麦、
ブロイラーの卵などは、
彼女でなくても、
ほとんどの人が、
遅発性のアレルギーを持っているそうです。

 

もちろんもちろん、
食べ物の質なんかよりももっと、
大事なことだっていっぱいあるけど。

ちょっと説教臭くなってきてしまった。。。

 

今は、
そんな、
現代の、
恵まれに恵まれた食材で、
美味しくて、芸術的なお料理もお店も、
たくさんあるし、
楽しくて素敵な場もたくさんあるから、
楽しむときは楽しもうよー、って、

わたしは、
お客さんにも言っちゃいます。

 

ただその、
うちは、整体院。

体を整える場所。なるほど。


体を良くしたい人たちが来られるから、
自分にとって大変な症状があったり、
もっと体が楽になって、
心も自由になって、 
自分らしく生きることを楽しみたい!

っていうとき、
そのベースに、
やっぱり食のことはある。

 

今のあなたに、
今、どんなものがあなたに合っているか、
それを、
できれば自分の感覚で知ることができるように、
自分ですぐにわからなければ、
代わりに検査してみましょうね、

っていうことを、夫はしています。

 

夫は、
その彼女とお母さんに、
お米と小麦と卵のお話をしました。

 

「この子、パンが大好きなんです」(お母さん)

ああ、若いうちはね、
柔らかくてふわふわのパンが好きですよね。(夫)

「いえ。
 この子は、近所の天然酵母のパン屋さんの、硬いパンが大好きなんです」(母)

あ!そうなんですか!
そういうベースがあるから、やっぱりいいですね。
だから整体も効きやすいし、やりやすいんだ!(夫)

ギャル!やるなー!(わたしの心の声)
わたしの20代のころなんかより
 ずっとずっといいじゃないかー。(これもわたし)

 

そのパン屋さんはきっと、
心のこもったとってもいいパンを焼いているはず。

ただ、
現代小麦を減らせば、
彼女の場合は、身体がもっと楽になるはず、
ということで、
次回、古代小麦のパンを紹介することになりました。

 

お米は、農園こころの「ササニシキ」を。
卵は、自然卵をおすすめしました。

 

初回のとき、
ディープなテーマを持っていたことが判った彼女。
どうなることかと思っていたけれど、
整体は順調に進んでいて、
なんと、
11月の分まで予約を取っていかれたそう。

 

わたし。

ちょっとわたしの話だけど。
お客さんのおかげで、
自分の方向性を教えてもらっている気がする。

小麦を食べないとか、
牛乳飲まないとか、
ササニシキがいいとか、
そんなこと言う友達って、なんてめんどくさい!
ご飯とか誘いずらー!と自分で思う。

 

でも実際は、
戸村のアイスも食べるし、
その辺の適当なお菓子も、
パフェもケーキも、
天ぷらも、パンも、食べたいときは食べる。

なので、なんでもどこでも、誘われて行きたい。

それはそれとして。

 

やっぱり。
ほんのちょっとずつでも。
必要な人に、
ひとりずつでも、
こんなルーズなわたしが、
夫と違うことを言っちゃうこともあるけど、
こんなめんどうなことを、
わざわざ伝えていきたいな、と思う。


食のことも、電磁波のことも、放射性物質のことも、
世界中の、いろーんな魅力的なあれこれからみれば、
取るに足らない、
つまらないことかもしれないけど、

それが必要な人にとっては、
100/100の、
とっても大切な一歩になることだってあるんだな、と、

 

若くて、肌が白くてスタイルのいい、
サラサラな茶髪の、
可能性いっぱいのギャルから、
また背中を押してもらいました。

 

彼女にまた会えるのが楽しみ。

 

*

関係ないけど、宮崎のバナナ。

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