aotateru

この町がいつのまにか自分の場所になってきている。わたしと、ちょっと風変わりな整体師の夫と、わたしたちのところに降りてきた、とてもとても元気なこどもとの暮らし。どんどん流れていく日々を、風景を、ちょっと待った、と切り取ってここに大切に取っておこう。整体のこと、グルテンフリーのこと、子どもといっしょに見えてくる風景のことなどなど。

アレルギー対決!

 

はじめての、幼稚園とアレルギー対決!

*

「お母さん、アレルギーの話なんですけどね。」

...

ド、ドキッ。
な、なんでしょうか?

「うちの大学生2年生の娘がね、
 小麦を食べるな、って言うんですよ。」

と言ったのは、
なんと。
うちの幼稚園の担任の先生。

ほー!

その娘さんが、
高校生のときに教わっていた先生が大好きで、
今も年に1,2回、会いに行くんだそうで。

その先生が、
小麦は食べちゃいかんよ。
麺もパンもやめときなさい。
あと、
牛乳と、牛肉を食べたらいけない、
と言うらしい。

毒素が溜まっていくから。
若い人はもちろんだけど、
お年寄りはますます食べてはいけない、
というのがその先生の説。

確か。
大学の先生を経て、
今はやっぱり、治療院を開いているとか。

おおー!
そういう展開ですか!
緊張したじゃないですか。

こういう話って、
たいてい理解されないことが多いから。

「娘からそんな話を聞いていて、
 そうしたら、ね、
 そちらのお子さんが、
 小麦も牛乳も抜いてるでしょう。
 
 園では毎日牛乳が出るんですけどね。

 うちは、
 ひき肉も、合いびきじゃなくて、豚だけのです。
 豚はいいんでしょーかね。

 ところで、
 お弁当に持たせていらっしゃったあの麺、
 どこで買えるんですか?」

あ、山形屋です。

「今度の休みに買いに行きます!」

おー!

こんなところに、
我が家の強ーい見方がいたとは!

うちが、給食から抜いてもらっているのは、
小麦製品ぜんぶと、牛乳。

それだけ、代わりのものを持たせて、
ほかのメニューは、
できるだけみんなと同じものを食べてね、
というのが我が家のスタイル。

だって。
見学に行った時、
お茶碗はちゃんと陶器だし、
ごはんがおひつに入って出てくるし、
でっかい土鍋も使われていた。

野菜やお肉や、調味料の質なんかは、
理想通りじゃないところもあるけれど、
でも、
ちゃんと愛が入ってそうだったから。

今のところはそうしている。

うちの子のアレルギーは、
アナフィラキシーショックが出るようなものじゃない。

主に、少し肌に出るかなー。
背中にぽつぽつが出てくる。
あと、不機嫌さがややひどくなる、とか。

症状は軽いほうだけど、
内臓の負担は軽くしてあげたいしね。

一般的には、
だるさとか、肩こりとか、胃の重さ、不眠、おりもの、
眠気、イライラ、疲れ、肌荒れ、などなど。

この食べ物が原因、とわかりづらい症状を、
遅発性アレルギーという、みたい。

原因のすべてが食べ物、
というわけじゃなくても、
その人の辛い症状を、
本当は合わない食べ物が、
(体にいいと思って食べていることも)
悪化させていることもよくあるらしいよ。

ちょっと前に、幼稚園から、
食物アレルギーに対する医師のサインを
もらってください、
という主旨の用紙を、
一応渡されていたんだけど、

うちの子ももちろん、
アナフィラキシーショックが出るようなものではなく、
目の前に小麦のお菓子があれば、
喜んで食べるし、
美味しいし、
食べたって、すぐはいたって元気。

わたしもそう。

ショックが起きるようまでなっちゃったら、
それは命にかかわる大変なことでしょー。

そうならないように、
その人の本当の元気の姿でいましょー。

その人が、だるそうなのは、
その人が怠け者だからじゃないし、
その人が怒りっぽいのも、
なにかや誰かのせいでもないよ。

というのが、
遅発性アレルギー対策をする、
いいところなんだと思う。

それは、夫の整体が目指すところでもあり。

なので、
うちの整体院では、
人によっては、
整体的アレルギー検査や、
歯の金属を取り除くのをおススメしているみたいです。

それで、
そのあとどうするかは、
もちろん人それぞれの自由で、

なにで満足、とするかも、
その人それぞれ、その人次第。

何を食べるとか、
歯や体のことをどうするか、とか、
これが正しい、正しくない、というのは、
本当はないんだと思うし。

まあでも。

わかりづらい症状といっても、
本人にとっては辛いから。
それが軽くなったり、なくなれば嬉しいよねえ。

それに、
今は、みんな、小麦の味が当たり前で、
それに慣れてるけど、

小麦を食べなくても、
パンでも麺でも、お好み焼きでも、
おいしいのが食べれるよ。

うちは、ふだんはそういう感じなんです。

っていうのを、
ちょっとでいいから
わかってもらえたらいいなと思って、
先日。

遅発性アレルギーに関する、
お医者さんが書いたわかりやすい本を、
幼稚園に置いてきたところだった。

でも押し付けるつもりはぜんぜんなく。

「読んでくださいとはいいませんので。
 お忙しいと思いますから。
 どこかに置いておいてもらえるだけでいいです。」

と、かなりかなり控え目に言っておいたのに、
翌日。

読みました!
と言った、担任の先生2名。

なんという幼稚園なんだ!
わたしだってそんなに早く読んでない。

「いろんな知識を入れないとね。
 日本はゆるいんですね。
 他にもなにかあったらどんどん言ってください!」

とまで言われて。

予想していなかった反応に、
こっちがびっくりするじゃないの。

「医師のサイン書も、要らないですよー。」
だって。

やっぱりこの幼稚園しかなかったんだなー。
そして、
だから、この担任の先生だったのかー。

神様かどなたか存じませんが、
いつもいつも、
おもしろいパズルをされるんですね。

だから。
切実なお願いがあるときだって、
絶対こうしたい!っていう、
具体的な注文はしないことにしている。

私の想像の及ばない、
いいことって、たぶんいっぱいあるから。

今朝も。

幼稚園へ送るための車に乗ると、
「おとうさん、バイバーイ!」
「せんせい、すき」

なんて言いながら、
わたしに手を振って出かけて行った。

いい感じ。

でも。
慣れてくれば今度は、本領発揮!
いっぱいワンパクして、
わがまま言って、
さぞかし怒られるんだろーなー。

それもいい、いい!
どんどんやってこーい!

f:id:aotaterumegumi:20170428200335j:plain

f:id:aotaterumegumi:20170428200443j:plain