aotateru

この町がいつのまにか自分の場所になってきている。わたしと、ちょっと風変わりな整体師の夫と、わたしたちのところに降りてきた、とてもとても元気なこどもとの暮らし。どんどん流れていく日々を、風景を、ちょっと待った、と切り取ってここに大切に取っておこう。整体のこと、グルテンフリーのこと、子どもといっしょに見えてくる風景のことなどなど。

はじめに。

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aotateru 。

もう何年前のことだったか。
宮古島をレンタカーでドライブ中。
真っ青な海と、真っ青な空の中へ

車ごと飛んでいきそうな景色の中。

あなたって、aotateru megumi なんだね。
と、友人がわたしのなまえのことをそう表現してくれた。
それ以来なのか、
それまでもなのか、
自分の名前がますます好きになった気がする。
子どものような夫と、
怪獣のような、プーさんのような子どもと一緒に、
ジェットコースターのような日々。
立ち止まるひまなんてなくても、
いろどりいっぱいの日々であれたらな、と思う。

中学生の男の子が。

先日。

中学2年生の男の子が、整体を受けに来てくれました。

そのときのことを少し。

*

その子のお父さんが、 うちの整体院に通われている方。

元サラリーマンで、 いつお会いしてもお堅い雰囲気なんだけど、

なぜだかいつも好印象。

その日は、 お父さんと、初めて来られるお母さんも一緒に、

その男の子はやってきた。

 

緊張もするだろう、と思い、 こちらから明るく挨拶してみたものの、

その子も、 そしてそのお母さんも、

ほとんど無表情のまま、返事らしい返事もなし。

あらら。

まあ、いっか。

受付だけ済ませたし、 あとは夫に任せて、と。

 

静かな時間が過ぎる。

待合室では、 ご両親がなにやらしきりに話をされている様子。

 

男の子の整体が終わり、 ご両親が呼ばれ、説明が始まったらしい。

すると、笑い声が。

あー、よかった。

でも、それで成功、ということにはならない、 というのは知っている。

 

どうだったかなと思いながら、 お見送りに出ると、

男の子よりも、お母さんの顔が。

すっかり表情がゆるんで、笑顔になって、 物腰も柔らかく、

丁寧にあいさつをされて帰って行かれた。

 

なにが起きたの?

後で話を聞いてみると。

 

その子には、妹がいたということ。

それが、幼いころ、 不慮の事故で亡くなってしまったんだとか。

 

夫がその影響を見てみると、

小さな魂が、モヤの中で、

男の子に向かって、 カマを振り回しているのが見えてきた。

 

これはいかん、と治療を進めると。

モヤが晴れていき・・・ 見えてきたのは。

 

女の子は、小さな魂ながら、 必死にカマを振り回し、

良くない影響を与えているいろいろなもの

(霊的なものや、強い電磁波やもろもろ)から、

男の子を必死に守ろうとしている姿でした。

 

夫はそれを見て、 これはイケル、と感じたんだそう。

この男の子はしっかり守られているから。

 

男の子の反応はとてもよく、

体が変わったことに声を上げて驚いていたとか。

整体はとってもうまくいきました。

ご両親は、 整体中の会話が成り立たなかったんじゃないかと、

心配されていましたが、 夫が話したことは。

 

この子がこの子らしく、 健康で元気になったとしても、

シャープさが出たりとか、 機敏な感じにはならないと思いますよ。

人との会話をすることが苦手だったとしても、

この子には、植物や動物たちと通じ合えるような、そんな力があると思います。

言葉ではないところで、 人を癒したり惹きつけたりするものを持っています。

そこを、 ゆっくり伸ばしていってあげてください。

整体中も、それほど会話はしませんでしたけど、

K君とは、たくさん通じ合うことができて、 僕はとっても楽しかったですよ。

 

それを聞いたご両親は。

この子は野球部なんですけど、 確かに、 そんなに話をしてるようではないのに、

周りに人が集まってくるようなところがあるんです、

と、話されたんだとか。

 

最初にご両親が伝えてこられた、この子の症状は、

反応が鈍いこと、 すぐにぼーっとしてしまうこと。

ひどい鼻づまり、 体のあちこちの痛み、など。

 

その大きな原因は、 自宅で使用されている、

IH調理器と、太陽光発電と、 Wifi、ハイブリッドカーに代表される、

強い電磁波。

 

電磁波については、 まだまだなかなか理解されづらい分野だけれど、

実は、 体の分子構造を変え、

その人の体の正しい反応を、逆に作用させてしまったりする、

本当にややこしい問題のようですよ。

 

この子の体の反応の良さと、

整体によって、 この子らしさが戻ったこの状態を、 ぜひ持続してあげてほしい、と、

電磁波については、 ご両親に協力をお願いした。

というところまでが今日の整体でした。

 

夫は、子どもの整体が本当に好き。

子どもは体の反応が早いので、

大人よりも、影響を受けやすいけれど、 良くなっていくのも早く、

やっぱり心にも体にも、 ピュアさをいっぱい持っているから。

 

子どもみたいなこの整体師と、 とっても相性がいいのかもね。

 

その男の子は、 夏休みも部活が忙しく、 通ってくれることはなさそうだけど、

一度でも、 その人の体を、 その人らしいゆがみ(ゆらぎ)の状態に整えた、

という記憶は、身体にしっかり残るんだそう。

彼が、何かのときに、

その体の記憶が、 ひそかに役に立つときがあるのかもしれない。

 

子どもや、妊婦さんや、 赤ちゃんを整体したときの夫は、

いつもとってもいい顔をしている。

でも。

子どもたちを気持ちよく整体できたとしても、

ご両親に、 どうしても理解してもらえないこともある。

 

おじいちゃんに連れられてきた、

目のぱっちりしたとってもかわいい女の子を、 なんどか整体していたとき。

最後の最後で、 ご両親の理解を得らなかったことがあった。

そのあと、夫は目を赤くしていた。

あともう少しだったのに、 あの子を救ってあげられなかった、と思ったのか、

どこかで泣いてたらしい。

 

それでも、大丈夫。

絶対大丈夫、とわたしは思う。

夫が整体したことは、 あの子にとってもきっと、

どこかで小さな宝物になっているだろうから。

 

そんなこんなを。

ちょっと書き留めておきたかったので。

 

先日も書いた、庭のウコンのお花。

写真をもう一度。

重なり合う葉っぱの奥の奥に、

淡いピンク色に咲くのに、

まるで、かぐや姫でもいるみたいに、 存在感が大きく、

パァッと輝いて見えるのはなんでだろう。

子どもたちって、そんな風なのかな。

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ウコンの花

今年も。

ウコンのお花がひっそりと咲いてくれました。
うれしい。

葉っぱの陰に咲くんだけれど、

写真よりももっと淡いピンクなんだけれど、

お花が咲くと、

なんていうか、

かぐや姫がいるみたいに、

ふわぁっと光って見えるから、

その存在感は本当に不思議。

 

 

たくさん咲いてくれたから、

整体のお部屋と、待合室に生けさせてもらいました。

ありがとう。

宮崎へ来て、好きになったお花のひとつ。

 

 

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野菜到着。

台風が過ぎた後。

お気に入りの産直へ行ってみると。

ない。

ないない。

お野菜がない。

 

そうでした。

台風の後は、いつもこうなんだった。

改めて、農家の方への感謝の気持ちが沸きます。

友達の農家に聞いてみると、

畑が元に戻るのは時間がかかるとのこと。

 

しばらくは、

スーパーに売っているグリーンボールや、もやし、

切り干し大根でやりくり。

グリーンボールはなぜか、スーパーのものでもどれもいいのです。

種として安定しているのかな。

なんででしょう。

 

それでももう限界。

そこで、長野の友人農家にヘルプ

冬に、その友達と子どもが、はるばる整体を受けに来てくれたとき、

こんなこともあろうかと、

お支払いの一部をお野菜と交換で、

ということにしていたのでした。

 

メールをすると、即返事。

向こうもそろそろ送ろうと思ってた、そうで。

この友達とは、不思議といつもそうなんだ。

 

さっそく、最短でお野菜到着!

みずみずしい、かっこいいお野菜がたっぷり。

あーもう。

これだから、いつもこの農家は。

気前が良くて、豊かで、

本当にこのお野菜みたいにカッコいいんだ。

ここの子どもの3人兄弟たち。

こんな野菜を食べてるんだもんな。

いい子に育たないはずはない、

って、なんだか妙に納得したり。

 

箱の中には、食用ほうずきも。

なつかしい。

長野で私も育てていたけど、

久しぶりに食べてみたら、

うわ、おいしー☆

こんな味だったっけ。

 

ほおずきを食べた夫は。

「いろいろあったけど、ありがとうね。」 

夫と私を初心に戻してくれた、

甘酸っぱいお味でした。

 

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この夏も。アカウミガメの赤ちゃんと。

この夏も。

なんど見ても、いいな、これ。

アカウミガメの赤ちゃんの放流。

 

めずらしく、 朝5時半に目を覚ました、うちの3歳児。

わたしを激しいキックで叩き起こしてきた。

もう、なんだよー。

もうちょっと寝ててよー。

・・・ おや? もうすぐ6時。

お天気が良さそうだ。

これはもしかして・・・行くっきゃないでしょう。

 

まだ夢の中、のお父さんはそのままに、

急いで着替えて、 2人で車を飛ばすこと10分。

 

いつもの、 ちょっと亀さんみたいなおじいちゃんが、 いたいた。

今日生まれていたのは、50匹くらい。

昨日は200匹だったって。

 

うちの子どもは、もちろん大喜び。

亀の周りをウロチョロウロチョロ。

ちょっと! 踏まないあげてよ!

 

生まれて初めての朝、

生まれてはじめての海なのに、

まっしぐらに海の波の中へ入っていくなんてね。

その小さくて規則的な足跡も、きれいでかわいい。

 

大きな波にさらわれるように、 海へ入ってく子亀ちゃんたち。

うわぁぁぁ、っていう声が聞こえてきそう。

 

見学のわたしたちも、おじいちゃんも、 みんなが気になるのは、

最後の2匹の亀。

歩いても歩いても、 波に押し返されて、

砂だらけで、海に入っていけない。

よーく見るてみると、 うまく歩けていない気もする。

 

おじちゃんは、 しばらく見守っていたけれど、

最後には拾い上げて、 ポーンと海のほうへ投げてやった。

 

この子たちは、 アメリカの西海岸を目指すんだとか。

20年をかけて、 このうちの1匹でも、

またこの海に帰ってくるかどうか。

 

海のめぐり、というか、

地球の命の輪っかみたいな、

実感はないのに、 そんな壮大なものを、

ほんのちょっとだけ感じたような気がした。

 

浜を歩いて、砂に産み付けられた卵を保護して、

孵化の時期には、 毎朝、何か月も、 台風の日でも欠かさず、

海へやってきて、 亀の赤ちゃんを海に帰しているこのおじいちゃん。

 

「おじさん、いつからこれをしてるんですか?」 と聞いてみた。

 

日に焼けて、しわだらけのおじいちゃんは、

表情も変えないで教えてくれました。

「今日来てた、あの家族のお父さんが今、36歳。あれが小学生にになる前からよ。」

え”?

「ボランティアなんですか?」

「そう。  だからこれに関わろうとする人がおらんのよ。  

 わしももう、足が思うように動かんし。

 後継者がおるといいんじゃけど。」

 

おじいさん、亀のためにいっぱい働いてるから、 きっと長生きしますよ。

って思ったけど、

このおじいちゃんが、 この仕事ができなくなったら、

こんな風景も、 もうなかなか見るチャンスがなくなっちゃうんだろうか。

 

この日の海は、 台風が過ぎた後、ということもあって、

海岸がものすごく汚れてた。

日本や、たぶん世界中のゴミが、 海藻といっしょに、 いーっぱい打ち上げられて。

 

アカウミガメの赤ちゃんも、 このおじいさんも、また来年も会えると思うし、

ももしかしたらいつか、会えなくなっちゃうのかもしれないけど、

 

早起きして、 亀の赤ちゃんをつついて、 海に帰っていくのを見送って、

へんてこな形のボールを見つけて、 喜んで持って帰ってきた、3歳は、

なんだかちょっと、 誇らしげ、というか、満足そうだった。

 

地球のためにゴミ拾い!とか、 もうあんまりしないんだけど、

海岸を全部きれいになんてできないけど、

次に亀を見に行くときは、 1個でも2個でもなんか拾ってこようかな。

 

そう思っただけだし、

カメの放流を見せてもらっただけなのに、

なぜかいいことしたみたいな気分になるのは、 なんでだろう。

 

たまには朝日を浴びるものだね。

この街でこんなことがあるから、

苦手だった夏が好きになっちゃいそうなんだよ。

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台風と映画と整体と。

台風って、過ぎてすぐにカラッと晴れるのがいい。

台風用に、夫が借りてきていた、  

映画「シェフ」を、さっき見た。

明るくていい映画だったー。

 

いつからか、 こういう、

見た後に気分良くなるような、

後味のいい、気持ちいい映画しかもう見れない。

バイオレンスなシーンが続きそうものなら、

夫は、「やめてくれ」とつぶやいて、

どこかへ行ってしまう。

日々、 身体の痛みやゆがみの向こうにある、

人間社会の闇や複雑さと向かい合い、 解きほどいていくお仕事。

お疲れさまです。

 

今日はよかったね。

そのままさっそく、 ラテンミュージックで踊りはじめた。

お昼ごはんは、 もちろん、冷や汁でも・・・

となるはずはない、この映画の影響力。

スパイシーなものが食べたいっ。

夫が、庭のオレガノを摘んできてくれて、 わが家風、タコライスを作ってくれた!

あー、気が済んだ。

 

昨日、ちょうど、

北、南米を旅してた時のメモを読み返していて。

ボリビアの、ウユニの空港で働いていた、  

セリアという美人と知り合って、

彼女の姪で、メガネをかけた髪の長い女の子を、

夫が整体したのを思い出した。

 

あなたのような人が必要です。

わたしたちをもっと助けてください。

ぜひまた、ここへ来てください。

 

というようなことを、

会ったばかりの、 どこの誰だかわからない旅人に、

まっすぐな目で言い、

連絡先を渡されたのを思い出したりした。

どうしてるかな。

 

夫は、どこにいっても整体をする。

なにかのお礼に、だったり、

ときにはお願いされたり。

ときには、お願いしても断られたり。(当然です)

 

研究の一環として、

僕は、ジャパニーズクラシカルドクターだ、 とかなんとか言って、

いろんな土地の人の背中をジャンジャン触らせてもらう。

そうすると、

いつのまにか、写真を撮られていたり、

行列ができていたり。。。

そういうとき、

わたしはその場からそっと立ち去るのだけど。

 

そういえば。

台風みたいな気圧の変化で、 頭や体が重くならなくなってきた。

これは整体のおかげだな、と思う。

 

日々の暮らしも大好きなんだけど、 また、旅もしたいなー、やっぱりなー。

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本気で。

台風のまえの、よい休日。

毎年おなじ場所に行くと、 子どもの成長がよくわかる。

愛おしい時間です。

 

大喜びで、

大はしゃぎして、

たーっぷり遊んで、

お昼寝した直後に、

一足早い、 大型台風が直撃することなど、

このときはまだ知る由もない、 親たち。

 

お昼寝の後、

「さっきのかわいくー!」

「おさかなとるー!」 と、泣き叫び続け・・・・・・

 

それはそれは、 大変でした。

まあ。

よっぽど楽しかったのね。

台風が過ぎたら、また行こうね。

 

*

「夢を生きようよ!」 と、 ときどき夫が言う。

「ああ、そうだね。  そうしよう、そうしよう。」

と相づちを打つものの、 そうはいってもさ・・・

と、 やっぱりどこかで思っていた私。

 

でも最近。

まわりにいる楽しい人たちのおかげで、

ちょっとその意味がわかってきたぞ。

 

子どもはいつだって本気。

大人だって、

いつだって本気で遊ばなきゃだー。

 

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